先日の土曜日はお休みを頂いたので、BELLURIAさんが桐生で開催している『出西窯と九州の民藝』に行ってきました。
場所は桐生天満宮にほど近い四辻の齋嘉(よつじのさいか)で、今月いっぱい開催中との事です。
縁側から入ってすぐ目に留まったのは
ガラス作家の安土草多(あづちそうた)さんの展示ブースでした。
吹きガラスでつくる柔らかな印象と厚み、成形途中で入る気泡や表面のテクスチャがなんとも素敵で。。。
到着して早々に予期せぬ出費となってしまいました(笑)
出会いものなのでこればっかりは仕方がありませんね!
涼しげでこれからの季節にぴったりなグラスが買えました。
出雲の出西窯(しゅっさいがま)さんではマグを買わせていただきました。
親指をかける持ち手の部分に優しさが滲んでいます。。。
形、色、口当たり、どれも丁度良く素敵な逸品でした。
湯町窯(ゆまちがま)さんの作品はどれも温かみのある、どこか懐かしい器でした。
表面の模様を描く技法を“スリップウェア”と言うらしいのですが、この技法で生き物を描くのは大変難しいそう。
少し癖のある蛸の絵が、可愛らしくてお気に入りです!
2階スペースは編み物や染物の展示ブースとなっていました。
ぱっと見渡してすぐに『おっ、なんかいいな』と思ったものの上手く言語化できず。。。
気になる方はぜひ行ってみて下さい!
この日は気候にも恵まれ、風がさらりと吹き抜けるなんとも気持ちの良い空間でした!
四辻の齋嘉さんは初めて伺ったのですが、建物自体もすごく素敵でした!
筬欄間や組子欄間の蜀江文様はデザインだけ見ても素敵なものなのですが、織物に所縁ある背景を知ったとき桐生という町に寄り添う気持ちが感じられ、一流の粋な仕事に感動しました。
みなさまのお気に入り、ぜひとも教えていただきたいです。
y.nakano