お盆、福島に行ってきました

皆さまこんにちは!お盆最終日、いかがお過ごしでしょうか?

台風の影響などがなければ幸いです。

 

友人がアメリカ横断をしていたり、親戚がもしかしてタイムワープしてる?と聞きたくなる移動をしていたり、なんだかおもしろいお盆。

 

比較的引きこもりがちな私もお休みをいただき、人生で初めて福島に行ってきました!

会津若松市に向かったのですが、案外近くて驚く。

 

到着したらまず鶴ヶ城に足を運び、千利休が使用していた茶室を眺めつつ冷やし抹茶をいただいて、わびさびを感じてみました。

ふわふわとした泡がおいしいですね。一気に飲み干しそうになるのを我慢しつつ、わびさびについて調べてみました。

 

「侘び」=つつましく質素なものに趣を感じる心のこと。

「寂び」=時間が過ぎて現れる美しさのこと。

 

欠けたり、折れたり、色が変わってしまったり、それを劣化ととらえるのではなく自然的に織りなされる美しさを見出すという意味なんだそうです。

 

これは日本人が持つ独特な美意識で、何かわかりやすく例えられないかと姉と議論したところ

 

「整えられたきらびやかなビストロのナチュールワイン&蛸のアヒージョ」も素敵だけれど

「寂びれた古い居酒屋の瓶ビール&古びたお皿に盛られたくたくたなもつ煮」にグッとくる感情。

 

にたどり着きました(たぶん違う)。

鶴ヶ城を出ようとするときに見つけた看板。ゆるくてかわいい。

 

会津若松市は赤べこ名産地だと到着してから知り、慌ててそのまま赤べこを取り扱っているお店へ。

七日町通りという、どことなくレトロな場所にありました。

 

赤べこは厄除け+幸運を運んでくれる縁起物。わかりやすく小さいシンプルなものを買っていこうとしましたが、店主さんおすすめの金運もアップする効果もついてくる千両箱を背中に乗せた、ゴージャス赤べこをチョイスしました。ちょっと大きめです。

 

玄関に飾り、出かける前に頭を撫でるといいんだそうです。

毎日実践してます。効果はさておき、とにかく癒される~。

 

気になったローカルアイス。群馬で言うところの、シロフジのアイスまんじゅうなんかに近い存在でしょうか。

 

ロゴの女の子の絶妙な笑顔に惹かれますね・・・。

風景などの写真が少なめなので、買ってきた桃とお野菜を使った料理をご紹介します。

こちらは福島の桃。福島の桃は関東でいただく桃と違い、かためです。汁もあまり滴らず、りんごを剥くような感覚で切りました。噛むと香りが口の中に広がり甘さもしっかりとある。

 

これを買いに行くためだけに行ってもいい・・・!くらいの感動です。

 

今回は生ハムとモッツァレラチーズ、オリーブオイルと黒胡椒で。何事も少し物足りないほうがいいと言いますが桃は別かもしれません。

地場産のきゅうり、大葉、茗荷、なすも購入したので同じく東北、山形の郷土料理「だし」も作ってみました。

 

関東でも意外とご存じの方も多いですよね。

簡単に作れるのでレシピを載せておきます。

 

・きゅうり 2本

・茗荷 6個

・なす 1本

・大葉 10枚くらい

・切り昆布 お好み

☆醤油 大さじ6

☆みりん 小さじ4

☆酢 大さじ1

☆砂糖 小さじ2

 

1.きゅうりとなすを5mmほどに刻む。なすは1~2分ほど水にさらしてあく抜きを行う。(棒状にしてから刻むと楽ちんです。)

2.茗荷と大葉を刻む。(こちらは千切りにしてから刻むと楽ちん。)

3.切り昆布を刻む。

4.すべての材料を混ぜて、☆を入れる。

5.1時間以上冷蔵庫で寝かせて完成。

 

全て刻むだけ!

冷蔵で4日ほどは持ちます。

 

そうめんやごはん、納豆、豆腐なんかにかけてもおいしいです。

 

夏バテしやすい時期に重宝しますので食べたことのない方はぜひ作ってみて下さい。

福島の野菜で作ったからか、いつもよりおいしい。

 

結局食べ物の話ばかりになってしまったような・・・。

それにしても、福島はおいしいものだらけでした。おすすめ。

 

皆さまがどんなお盆を過ごされたのかお聞きするのが楽しみです。

 

ぜひのんびりと遊びに来てくださいね!

 

それではまた。

 

yukiko