皆さまこんにちは!いかがお過ごしですか?
最近、新しい趣味を見つけたくてレコードを買うようになりました。特に詳しいわけではなく、いわゆるジャケ買いをしています。
ネットで調べてしまうと、なんとなく予想がついて感動が半減してしまうので、直感で!
たくさん買った日は、帰り道がなんだかいつもより輝いて見えます。実際に針を落として、音が流れ始めた瞬間の高揚感がたまりません。
自分の手で選び出したと思うとより一層、愛着がわいて好きになったり。なんとなく聴いてこなかったジャンルも、ただの聴かず嫌い(日本語として正しいかは置いておいて)だったな・・・と反省したり。
新しい発見があるのはいくつになっても楽しいものですね。
ということで本日は、昨日の無煙炭化器のレンタルの開始のご紹介に続いて、実際に作った炭の意外な活用方法についてのご紹介をしていきたいと思います。皆さまにとっての新しい発見があれば嬉しいです。
まず炭の活用方法と聞いて思い浮かべるのはまず、燃料としてではないでしょうか?
あとは消臭剤としてお手洗いに置いておく。その他だと、健康食品として粉末になって混ぜ込まれていたりとか。
私たちの暮らしにかなり便利な存在の「炭」。
実は土にとっても、とんでもなく便利なんです。
土壌改良剤として使えるって、ご存じでしたか?
「炭は土に還らないから埋めてはいけない」という話ももちろん嘘ではないのですが、特徴や正しい使い方をすれば、とても有益な存在となってくれます。
まずは炭の特徴からお伝えしますね。
特徴1:アルカリ性
特徴2:多孔質(穴が細かくたくさん空いている)
特徴3:農業の廃材から作ることができる
上記は、自然界の土や水からするととても嬉しい特徴なのです。
そもそも炭は木や草といった植物に含まれる有機物質が高温燃焼され、炭化したもの。
主な元素は炭素となります。そこにカルシウムやカリウムといったミネラル類も豊富に含まれています。
そして性質はアルカリ性。これに関しては燃焼したときの温度によってPHが変化します。
高温だとアルカリ性になります。
それに対して日本の土はほとんどが酸性。酸性雨が降ることと、降水量の多さにより土中に含まれるミネラルが流れていってしまうことが原因だと考えられています。
そこにアルカリ性で、ミネラルが多く含まれた炭が細かく混ざると土の状態が中和され、栄養が蘇ります。
その影響で野菜が元気に育ってくれます。
特徴2にあるように、炭には細かい無数の穴が空いているため、その穴に微生物が住むことでより状態は良くなります。
さらに通気性もよいため、土をふかふかに柔らかくしてくれます。水はけも抜群。
しかも、農業の中から生まれる廃材を燃焼して作るためよけいなゴミも出ません。
とても理にかなった循環が生まれます。なんでも、平安時代からこの使い方はされていたんだとか。
自分の手で状態を良くした土でおいしく野菜が育ったと思うとさらに嬉しいですね。
使い方としてお気をつけいただきたいのが、量と大きさです。
土との割合を3分の1ほど。細かく砕いた状態で土に混ぜてあげてください。
実際に使っている様子などもこれからご紹介できればと考えています☻
新しい発見になりましたでしたでしょうか?
無煙炭化器を使って作り出した炭を、ぜひたくさん有効活用してみてくださいね。
こんな使い方もある!というのをご存じの方がいたらぜひ教えてください。
それではまた。
yukiko